「みんなの薬剤師」冊子
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32●お薬は販売されてからも、患者さんがより安全により効果的に治療できるように成長し続けます。●お薬が販売されて、多くの患者さんに使用されていく中で、今までには分からなかった新しい副作用や飲み合わせが発見されることがあります。また、患者さんから「このお薬の形は飲みづらい」「扱い方がわかりにくい」といった声があがることがあります。お薬が販売されてから新しく見つかった情報をもとに、より安全で効果のあるもの、より患者さんにとって使いやすいものへと改良されていきます。このプロセスを「育薬」(薬を育む)と言います。●あなたには「育薬」の素になる新しい情報を発見し、医師や薬剤師にきちんと伝える役割があります。つまり、お薬を育てるのは、使う側のあなたなのです。

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